
今回の記事では、昭和26年に発行された500円札「日本銀行券B号500円(通称:岩倉旧500円)」と、その後同44年に発行された500円札「日本銀行券C号500円(通称:岩倉新500円)」について、紙幣の番号・アルファベットや、状態による予想買取価格などをご紹介していきます。
もくじ
岩倉具視500円券
B号券(岩倉旧500円券):昭和26年発行【前期】

近現代・日本のお金より(http://chigasakiws.web.fc2.com/)
貨幣情報
図柄(表/裏) | 岩倉具視/山梨県雁ヶ腹摺山からみた富士山 |
大きさ | 76mm × 156mm |
発行年 | 昭和26年(1951)4月2日 |
C号券(岩倉新500円券):昭和44年発行【後期】

近現代・日本のお金より(http://chigasakiws.web.fc2.com/)
貨幣情報
図柄(表/裏) | 岩倉具視/山梨県雁ヶ腹摺山からみた富士山 |
大きさ | 72mm × 159mm |
発行年 | 昭和44年(1969)11月1日 |
発行枚数や価格目安など一覧表
種類 | 価格目安 | |
---|---|---|
未使用 | 並品 | |
※(前期:旧)アルファベット1桁 | 10,000 | 1,000 |
(前期:旧)アルファベット2桁 | 4,500 | - |
※(後期:新) | 2,000 | - |
岩倉500円券は通用価値以上の買取はほぼ出来ない
昭和26年に発行された岩倉500円券は、日本で初めての額面の紙幣でした。15年以上にわたり、日本銀行で取り扱われていましたので、発行枚数も相当な数となっています。その影響で、希少価値はほとんどなく、古銭買取市場においても、通用価値である500円以上の評価はほぼされることはありません。
しかし、例外的に高額な査定をされるものも一部存在します。それが、紙幣に割り振られた番号によるものです。「A000001A」のような形で記載されており、両脇にA〜Zのアルファベット、その間に0000001〜900000までの6桁の数字という構成になっています。両脇のアルファベットが1つのもの(AF、BE、のように2つ並んでいないもの)や、番号に特徴があるもの(ゾロ目など)には人気があるので、一概に評価が低いとも言い切れません。
また、素人目には判断がつかないような「エラー札」である可能性もあります。プロでないと分からないような細かなケースも存在しますので、試しに査定してもらうのもいいかもしれませんね。エラー札は、コレクターなら喉から手が出るほど大変貴重なものなので、思わぬ高額査定が出るかもしれませんよ^^
通用価値以上の岩倉500円券まとめ
- 基本的に並品レベルでは価値がつきにくい
- 紙幣番号のアルファベットや数字によっては高額査定も
- 希少な「エラー札」である可能性もあるのでプロに見てもらうのがおすすめ
【注意】記念硬貨の買取でお近くの店舗にいく前に
記念貨幣(硬貨)を買い取ってもらおうと決めた時、あなたはどこで買取査定をしてもらうでしょうか?すぐに思いつくのは、お住まい付近の買取ショップ、またはチラシが入ってきた地域の買取業者ではないかなと思います。
すぐに足を運べる場所なのでつい選びがちですが....その選択、ちょっとお待ち下さい!!
当サイト独自に行なった「古銭買取経験のある方への満足度調査」によると、多くの方が地域の買取業者・店舗を利用されていました。しかしその中には多く不満を抱く回答も多く、次は「ネット買取業者を利用したい」という声が多数上がりました。
近場の買取店を利用した方の「悪い口コミ」と「良い口コミ」





なにかサービスを利用するとき共通で言えますが、こういった”アタリ”のお店に出会えると嬉しいですよね^^ただ、全てがそういう店舗ではありません....
買取店も商売でやっていますから、少しでもお店の利益を増やそうとしたら「査定額を抑えようとする」のは当然の考えです(悪意があるいのではなく、商売を成り立たせるためにはごくごく普通の思考なのです)。素人の我々にはわからないように、自然と話を進めますので注意しましょう。
とはいえ、注意したほうが良いと言われても難しいですよね。そこで、「少しでも買取査定を高くする方法」を、次でお伝えしたいと思います。これらを行えば、1つの店舗で査定依頼をするよりもほぼ確実に高額査定が期待出来ますよ^^
記念硬貨を少しでも高く買取査定してもらうために
上の「記念硬貨の買取でお近くの店舗にいく前に」でもお伝えしましたが、1つの店舗だけに査定依頼をすることは業者間での「競争」が起きないので、査定価格は買取業者の言うがままになってしまいます。
ではどうすればそうならないか?もうお分かりですね。「複数の業者に査定依頼をする」つまり、世間一般で言う「相見積り」をとることが高額査定する上でも重要ということです。
今回は、「相見積り」のとり方で2パターンご紹介しますので是非参考にしてみてください。
1、ネット買取業者で見積もり(1社以上)⇒お近くの店舗へ
まずは1つ目、ネット業者で1社以上の見積もりを取ってから、お近くの店舗へと足を運ぶ方法です。ネット業者による見積もりを事前に得ているので、地域の店舗に行った際にも事前情報が入っているため、また既に1社の査定を手に入れているので、不当に安く買い叩かれる心配が少なくなります。
見積もりは、当サイトでピックアップしているネット買取業者が安心です。既に多くの実績がある他、販売網も確立しているため査定額も期待できます。
2、ネット業者のみで相見積り(2社以上)⇒買取へ
2つ目の方法は、ネット買取業者2社以上に見積もり依頼をし、その業者のいずれかに買い取ってもらう方法です。地域の買取業者へ足を運ぶ必要がなくなるので、手軽で高額査定も期待ができます。
2社以上としていますが、3社以上の査定依頼をすることで、より競争力が高まりますので、「すぐに売る必要がない」「できるだけ高額で売りたい」場合にはお試しください。